
腰が痛すぎて、寝られない
私の仕事はデスクワークが主で、その当時は「セキュリティルーム」というせっまい上に直角椅子な部屋で仕事をしていました。仕事柄、腰痛と肩こりに悩まされがちでしたが、とうとう耐えきれなくなり、20代で整骨院通いになりました。
腰が痛いと何もする気が起きないどころか、何をしなくても常に痛くて非常に辛いです。夜になっても寝られないですし、寝ても痛くて起きちゃうしで、人生の中でも指折りの辛い時期でした。腰まじ大事。
睡眠は人生の1/3を占めている
当時は、お風呂後に体操をしてみたり、運動をしてみたり、整体にも通ってみたりしていました。が、一向に良くならない。というか、腰が痛くて途中で何度も起きてしまうほどに症状が悪化していました。
そこで、二つの対策を講じることとしました。一つは、思い切って寝具を変更すること。もう一つは、転職することです。後者は、仕事柄仕方ないことと言われればそうですが、恐らく年齢を重ねた後に必ず後悔すると考え、根本的に働き方を変える行動を起こしました。
本記事では、前者の「寝具を変更する」について書いています。
ちょっと良いベッド
結婚と同時に引っ越しをし、ちょっと良いベッドを購入しました。ちょっと良いベッドで、快適な睡眠を。そんな生活も長くは続かず、冒頭の「腰が痛すぎて、寝られない」問題が発生しました。使い始めて3年も経っていません。恐らく良い感じに沈み込むのが腰によくなかったんだと今は考えています。
手放す勇気
デパートの寝具展示場に向かいます。ベッドに不満を抱えていたこともあり、敷布団に目が向きました。意外に数多くのメーカーが商品展開しており、(また私が行ったところは)ベッドに引けを取らないレベルに売り場がありました。
ただ敷布団には限定せず、ベッドを含めてかなり多くを試しました。また店員さんのお話も聞き、かなりしっかりと検討しました。最終的に、エアウィーブが良いと夫婦内で結論が出ましたが、値段の問題でその場で買う決意ができませんでした。
買う決意
家に帰り、買うための理由づけを行いました。高額なモノの場合、多くの方はこのプロセスを踏むかと思います。我が家のダメ押しの理由づけは、以下のようになりました。
- 睡眠は、人生の1/3を占めている
- 寝られないのは、体調や精神的にかなり悪い
- 今より悪化することはないはずだ
- 引っ越しが楽になるのでは
少し話が逸れますが、夫婦ともにドライブが趣味で、上記のような考えをまとめる時、夫婦ですり合わせをする時には長距離ドライブをします。あえて「紙などが使えない状態にする」のは、思考がシンプルになるのでオススメです。
エアウィーブ「和匠」
買った寝具は、こちらになります。選定理由を3つ挙げると「好みの反発(沈み)具合」「間に切れ込みがない」「熱がこもらない」です。
人によると思いますが、私は寝ている途中に起きる回数が圧倒的に少なくなりました。また「熱がこもらない」点が想定外に良く、体勢を変える頻度が大きく減ったように思います。
敷布団 vs ベッド
少なくとも私は、5年使っていますが、他の寝具に浮気するつもりは全くないです。また腰の痛い時期でも結構寝られる寝具でしたので、同じ悩みを抱えている方は一度検討頂くのもありかと思います!
正直好みでしかありませんが、私は「勝者、敷布団!」と敷布団に一票入れたいと思います。
ミニマリスト向き寝具
強いて言うなら「敷布団」かと思います。が、睡眠は非常に大切なので、ミニマリストだからと言う理由で選択しない方が良いです。
ただ「ミニマリスト向き寝具」として「敷布団」をお勧めする理由を3つほど挙げておきます。
- 仕組みがシンプル
- 片付けが可能
- 移動が容易
最後に
平成初期生まれの方は、敷布団で雑魚寝スタイルで幼少期を過ごしたのではないでしょうか。少しでも興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ベッドだけでなく敷布団も検討対象に入れてみてください。